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「じゃあ、その場で裸になりなさい」
いきなり男はそう命じた。
覚悟を決め、それでも震えてしまう指先で服を脱いでいく。
その様子を一歩離れたところから腕を組んで見ている男の股間がみるみる膨らんでいくのがバスローブ越しにも分かった。
最後の下着を脱ぐと、男が近づいて来て陽向の周りを一周しながら、頭の先から足の爪まで無遠慮に視線を這わせていく。そして満足気に鼻を鳴らした。
「想像以上にいいねえ。小柄で痩せていて、まるで中学生のような体つき。その上、肌が真っ白できめ細やかだ」
と、首から胸にかけて手を滑らせた。
不快感から陽向の全身に鳥肌がたつと、楽しくてたまらないというように目を細め、喉の奥でくくくと嗤うのが聞こえた。
「乳首なんか、桜貝のような色だね」
そう言いながら、ふっと息を吹きかける。嫌悪感から肌が更に粟立つ。
「ここも綺麗だねえ。もしかして、使ったことない?」
そう言うと、いきなり陽向のものを親指と人差し指で摘まんで持ち上げた。
恥ずかしさより恐怖が勝って、縮こまったそれを「おやおや」と言いながら弄び、尋ねた。
「女の子に入れたことはあるかい?フェラしてもらったことは?」
答えずにいると、ギュッと握りこまれ「答えなさい」と冷たい声が放たれる。
慌てて首を横に振ると、今度は相好を崩して
「では、私が後で存分に可愛がってあげようね」
と撫で上げた。
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