浦島太郎

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昔々、ある所に一人の少年がいました。 彼の名前は、小山太郎と言いました。 「誰ですかそれ!?」 あっ、間違えた。 こや島太郎だ。 「同じじゃないですか……」 こや島太郎はある日、浜辺で虐めっ子達の集団を見付けます。 「はっ、いけない……早く助けないと!」 よく見ると、嫌がる青年に女子数名が寄って集っています。 「ねぇ~、一度で良いからメイド服着てみてよ~!」 「だから、俺は着ないって言っているだろ!」 ドッ! 虐めではないと知ったこや島太郎は、安心すると共にその場にずっこけました。
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