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お昼休憩
時子「どしたの?澄子」
豊子「みんなの足を引っ張って、なんも思わねの?」
幸子「それは言い過ぎだよ」
豊子「ちょぺっどきづく言わねどまだミスしますし」
何も言わず、箸を置いて大きな溜め息をつく澄子…
みね子「なんかあっぺ」
澄子「おらぁ…」
こすもす部屋のみんながいっせいに注目…
澄子「苦しいんだども…」
優子「どこか悪いの? 我慢しちゃダメだよ」
澄子「そういうことでねぐて…」
時子「じゃあ何がぐるしいの?」
下を向いて黙りこむ澄子…
遠巻きに様子を見ていた愛子がやってきた…
「みんなどうしたのかな?」
「きちんとお昼ご飯食べなきゃ午後からお腹空いちゃうよ」
みね子「あ、何でもないです」
お父さん。大袈裟になってしまうと
澄子が余計に殻に綴じ込もってしまうようで…
とにかく、仕事が終わってからまたみんなで話す方がいいような気がします。
愛子「ん?そう…」
「それなら…いいんだけど」
愛子さん、ごめんなさい…
みね子は少し自分の言ったことを反省した。
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