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大切な仲間を守れ #2
美月は目なし女からのそのメッセージを読むと、スマホを持つ手がプルプルと震えた。
目なし女の九人目のターゲットは、自分の親友である弥生だった。
美月はスマホの画面を見つめていると、ひとりでに大粒の涙がポロポロとこぼれ落ちてきて、スマホの画面を涙で濡らした。
〈 弥生が狙われるのは、もしかして私のせい?
弥生が私の親友だから?
だとしたら、目なし女の選択は残酷過ぎる…… 〉
私はこぼれ落ちる涙を拭い、前を向いた。
〈 私は弥生を救わなくては……。
たとえ、自分が犠牲になったとしても、必ず! 〉
美月がそう思ったとき、美月のスマホから着信音が流れた。
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