タイに憧れて マリカ

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今から 二十年くらい前の 私の 恋愛ストーリーを 描いていきます。 当時は 私は ある日本の女性から 結婚詐欺にあって かなり 女性不信に陥っていました。 その辺りを ノンフィクションで 描いてもよいのだがあまり  面白いエピソードでもないので 割愛(笑。現在 時が経ったから 笑えるのだが) その当時は 大田区の蒲田という所に 住んでいて書店の店長をしていて そろそろ身を固めたいと思っていた頃ですね。  映画とか 川崎や 新宿に観に行くことがよくあったのだが そこで 新宿の 歌舞伎町にバン○イというタイ料理の店があって  当時 エスニック好きだったので常連さんみたいに 通っていました。 そこで一人で 食事をしている黒髪長髪ストレート 20代前半くらいの  小柄でなんつうか 素朴な感じの娘が いつも 同じような時に いるなと 気になりつつ よほど タイ料理好きな 日本の女子大生だとばかり思っていました。 そんなある日 その子とすぐ隣合わせに座ることになってさ タイの店員さんがその子に 流暢なタイ語で話しかけては彼女が 普通に 返事をしてるのを見て 「思わず タイ語お上手なんですね」と声かけたんだな すると「私~? ああ あたしタイと日本のハーフだから」と これまた驚いたなあ  私は(失礼なやつだったのだが タイの人は黒くてエキゾチックな顔立ち だと思っていたのが) 日本のお嬢様女子大生としか思えなくて 「日本の人だと思ってた よく このお店 きてますよね」 「ええ あなたも見かけるね」 人懐っこい笑顔で 言われて(微笑みの国の子)の魅力に やられちゃいましたね。 なんか 純朴な感じだし そして 彼女が タイの大学で 勉強してて たまたま 父の国(日本)に来ていた っつうか 元々 こちらで生まれたので 日本語もできて。   向こうで生活をしていたから タイ語もぺらぺらってわけでして。 惚れっぽい私は この子に やられちゃいましたね そこで 電話番号教えてもらって なんだかんだ 交際始まっちゃいました。 そうそう デエトなんかも はじめのうちは 彼女に合わせて タイ料理の店に行ったりしてたけど (じつは バン○イ以外にも チャン○ーとか 結構 新宿には タイの店あったんだな)
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