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ツ「はいどうもー」
ボ「どうもーよろしくお願いしますー」
ツ「あのー、我々こうやって言葉を使う仕事してるわけじゃないですか」
ボ「使わせていただいてますよーほんとにー」
ツ「いや別に言葉にへりくだる必要はないんだけど」
ボ「言葉様ですよ言葉様」
ツ「様つければ丁寧ってのもちがうよ?」
ボ「んじゃお言葉ですよお言葉」
ツ「お言葉って言っちゃうと意味が変わってくるんだよな」
ボ「おを付けてるんだから丁寧になるじゃないの」
ツ「だから意味が変わってきちゃうとお前が言いたいこともブレちゃうじゃない」
ボ「お言葉ですがねえ!そんなふうに言われてもさあ」
ツ「それだよ!その意味になっちゃってるって言ってんの!」
ボ「まあそのくらいには言葉に気を使ってるって話ですよ」
ツ「そういうこっちゃ無いんだよ。何だその話。そうじゃなくて、言葉を使ってるけど、よくわからない言葉が多いなって話をしようとしたのよ」
ボ「さめさぇーあららさばめら?」
ツ「なんだなんだ……おい!……おい!!」
ボ「さめららーーーらーらーばが」(強く突っ込まれて止まる)
ツ「どうした!なんだどうした?壁にぶん投げられておかしくなったファービーのモノマネか」
ボ「よくわからない言葉がって言うから」
ツ「ほんとにわかんなくてどうすんだよ。日本語の中の話!」
ボ「あー、ジャポンね」
ツ「ジャパンで良いじゃねえか。何だジャポンって。いや、ジャパンっていうか日本でいいわ」
ボ「ジャポネーゼね、ジャポネーゼ」
ツ「ああもうそれでいいや、ジャポネーゼですよ」
ボ「で、そのジャポネーゼがどうしたのよセニョリータ」
ツ「セニョリータじゃねえよ。大体、セニョリータだと女性だからな?セニョールな」
ボ「どうしたのよセニョール」
ツ「腹立つな……。まあいいや。あの、俺が気になってんのはひややっこですよ」
ボ「ひやややっこ?」
ツ「なんか多いな。ひややっこな」
ボ「ひややっこ」
ツ「ひややっこ。冷たい豆腐に醤油をかけるあれ」
ボ「子供に好きな食べ物聞くと上位のやつですよね」
ツ「一切そんなイメージ無いわ。どっちかって言うと、日本酒とか飲む時のでしょうよ。あれ、分解すると冷たい奴って書くでしょ」
ボ「お前か」
ツ「俺のどこが冷たいのよ!」
ボ「俺がなんか言うたびにすぐワーワー言ってくるじゃん!」
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