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『それに大悟。お前昔は蘭子さんと良く遊んでたじゃないか。』
僕は全く覚えていない。
『そうだよ大悟くん!昔に僕をお嫁さんにしてくれるって言ったじゃない!』
ちなみに蘭子は僕が覚えていないのを良い事に適当な事言っている。
って言うか僕っ娘口調にチェンジしとるし。
『大悟ちゃん、蘭子ちゃんに変な事しちゃダメよ。』
そうだね母さん。その意見には激しく同意するよ。
そんな事をすれば某銀行マンの倍返しより恐ろしいよ。
『そうだよ大悟くん、変な事する時は誰もいない時じゃないと。』
うん、とりあえず誰か蘭子を止めてくれ。
親の前でする話じゃない。
『ははは、蘭子さんは冗談が上手いねぇ。』
親父...倍プッシュで掛けても良いが蘭子は冗談言ってる顔じゃないぞ。
『大悟ちゃん、さっきから無口ねぇ。』
『そうだぞ大悟、これから一緒に住むのにむっつり黙ってたら蘭子さんと仲良くなれないぞ。』
『え?なになに!大悟くんむっつりスケベなの?』
約一名僕を貶(おとし)めようしているのだが...
『あ!大悟くん、そろそろ行かないと遅刻しちゃうかも。』
そんなこんなで、蘭子と一緒に高校へ通う事になってしまった。
何か凄く恥ずかしい気がするな...
Jk(女子の高校生)って触れちゃいけない別な生き物ってイメージがあるんだよ。
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