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#06 孤独
「おはよう、朝だよ、起きて」
「ああ、ありがとう」
いつも通りの朝が来た、俺は起こしてくれた礼に頭を撫でてやる、途端に恥かしいのか黙ってしまった。
「今日も一日、頑張ろ?」
「ああ!」
◇
昼、俺は車でレストランに向かっていた。
そろそろ1時だろうか?
「昼の2時です、そろそろ目的地ですね」
「そうか、ありがとう、そんなに経っていたのか…」
ドライブは時間があっという間に過ぎてしまうな。
◇
夜、飯も食べ終わり、のんびりテレビを眺めていた。
「お風呂が沸きましたよ」
「ありがとう、ちょうど入りたかったんだ」
食い過ぎた腹が落ち着いてきた程良いタイミング、最高だ。
俺は枕を濡らした。
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