1話~一目惚れしました~

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今日は、初めての総体! 「うわー!緊張する~!先輩の応援がんばろーね!」 「うん!そうだね、なっちゃん」 わたしは、陽璃花高校の一年、和真茅 なつ海 今日は、高校生になって初の総体。先輩の最後の試合。 「次先輩の試合だよ~。なっちゃんも応援行こーよー!」 「ほんと!いくいく!」 「頑張れー!」 「ラッキー!」 審判「タイムお願いしまーす」 他の台からボールが転がってきた。 わたしはそのボールを拾い、投げて渡した。 するとボールをキャッチした人が 「ありがとうございます」 と言った。 わたしはその人を見てびっくりした。 イケメン… 嬉しかった。 ありがとうございますなんて試合で言うのは当たり前だった。 けれど特別な感じがした。 多分これが一目惚れだろう。 「あれっ!何してんの私。先輩の応援しなきゃだ。 先輩ー!もういっぽーん!」
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