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落ち着いて話をするために家に帰った。
お仕事があるから、終わってからでいいと言ったんだけど、仕事よりも僕の方が大切だって言われてなにも言えなくなっちゃった。
サ「いつから、天使どもにちょっかいをかけられていたんだ?」
蒼「1ヶ月と少し前です。…黙っていてすいません、」
サ「謝らなくていい、お前の様子がおかしいと思った時に言わなかった俺の責任でもある。」
蒼「それでも、謝らせてください。僕はサティ様のことを信じきれてなかったんです…。」
サ「そんなこといくらでもある。人間だろうと神だろうと完璧に相手を信じれることが出来るやつは少ない。まぁ、俺の場合は出会った時からお前のことを見ているから、信じると言うより理解してるって感じだがな。」
理解してる。なんだか信じてるって言われるより嬉しいかも。
蒼「サティ様!僕もサティ様のことを理解してるって言えるように頑張ります!」
そう言うとサティ様は驚いたみたいに目を大きくして、すぐに嬉しそうに笑って僕の頭を撫でてくれた。
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