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ふと意識が戻った。
まだ頭がボヤけてる。
俊…
ごめんね…
いつも泣かせてばかりで…
ごめんね…
私はただ俊の泣き声を聞くしか出来なかった…
赤ちゃん…
俊パパを許してあげてね…
俊パパを見守ってあげてね…
奇跡をありがとう…
私はまた眠りについた…
1時間後…
看護婦さんが部屋へ入ってきた…
「一ノ瀬さん!解りますか?」
「は…い…」
「動けるようになるまで休んでて構いませんからね。何かあったら呼んで下さいね」
「はい…ありがとう…ございます…」
まだあまり自由が利かない…
俊はソファに座って俯いてた。
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