アオイトリ
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「あ! 流れ星!」 「え! ウソ。どこ?」 それを見て、あおいが指差した。 真宮さんには見えへんかったみたいやけど。 そうか。あおいには見えたんか……。 よかったな。おチビちゃん。 なかなかロマンチックなことするやないか。 俺は、あおいの目に触れるようなことはできないけど、流れ星を見たと思って嬉しそうに笑ってる顔を見られただけで、8年この世を彷徨っててよかったなって、心の底から思えた。
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