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「司先輩、肘痛めてたみたいで、それでも無理してやってたみたいなんです。
でも、サーブで負荷がかかりすぎて…」
オレはレフェリーと監督と話す司をじっと見つめる。
…あいつ、そんな素振り全く見せてなかったのに…。
オレの前では見せないようにしていたんだろう。
またそれが腹が立った。
なんなんだよ、あのバカ…。
オレは色んな感情を堪えながら、それを見守った。
少しして、試合は再開されたが、ガタがきていた司は1-2で負けてしまった。
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