第一話 五月:白雪姫?

1/4
4人が本棚に入れています
本棚に追加
/23ページ

第一話 五月:白雪姫?

 今私は高校生です、好きだった幼馴染の少年とお付き合いしてます。いろんな事があったり…色んな事したり…。この話は恋する私の中学校時代の恋愛のゴールまでと、月ごとに起こった最大イベントを描いたお話です。  私/北上 舞/十二歳の中学生/テニス部に所属。  こんな私ですが、恋をしています。 「おいおい、部活行くぞ」 「分かってるよ、今行くから待ってて」  そう、私は彼に恋をしているのです。  彼の名は柏崎 隼人/十二歳/テニス部に所属/隣のクラスで、幼馴染の仲です。 「ごめんね」 「大丈夫、小学生の時もこんな感じだったし、いつもの事だよ」 「ひどいなぁ…」 「あはは、ごめんごめん」  柏崎君とは幼稚園・小学校と一緒で、小さい頃からずっと何処へ行くにも一緒だったのを覚えている。 「それより、今日だけどさ…」 「なに?」  少しだが期待してしまう。 「部活何処でやるの?」  それを聞いた途端、私は懐古ギャグマンガみたいな感じで転んでしまいそうだった。柏崎君はなんというか…見た目は真面目そうなのに案外そうでもなかったり…かっこいいのに少し子供っぽいところがあったりとか、見た目とは違う所があるのは私は知っている。     
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!