贈り物

1/4
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/4ページ

贈り物

これは、私の友人Sが体験したお話。 Sは当時キャバクラ嬢で、お酒が大好きでした。 よく酔っては男女関係なくお持ち帰りする事が多く、トラブルは様々。 反省をしても同じことの繰り返しの日々。 そんなSは、いつもの様に酔いながらも帰宅途中に道端で座り込んでいた女性が居た。 Sは迷いもなく声を掛けた。 …が、何を話しても返答はなし。 しかし、そんなSは警戒心と言うものを知らず知らず女性を家に招いた。 もちろん、女性は頷いてSに言われるがまま付いて行った。 Sは飲み直しにビールを一本、二本へと次々へと飲んで、せっかく酔い冷めたのに再度酔い始めて女性に絡んだ。 そして、ある異変に気がついた。 そう…女性だと思って声をかけたと思ったら相手は男性だったのだ。 それでもSは気にしなかった。 まぁ、男女の関係はないだけまだマシで、その日は普通にお酒を飲んで寝ただけだそうだ。 朝起きたら女装した男性は居なくて、一枚の置き紙が置いてあった。 その内容は…。
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!