第3話 僕の肺をあげるから、君の心臓をちょうだい

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「では、お願いします」 「はい。 では、また」 話し合いが終わった後、挨拶をしてその場で別れる。 店を出ると、空を見上げる。 「ハァ…」と小さく息をしただけで、息が白くなる。 「やっぱり12月になると寒いなー」 はぁと手に息を吹きかける。
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