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story.1 -君の存在-
-Nishijima side-
宇「おはようございます!今日から三日間、宜しくお願いします!」
そう素敵な笑顔で言う彼女。
今日から三日間、雑誌の密着取材でお世話になる人。
西「よろしくお願いします。」
宇「あ、私の名前は宇野です!気軽に呼んでください!」
西「宇野さん、ですね。わかりました。」
宇「はい! では早速ですが、初めにインタビューをさせていただいても宜しいでしょうか?」
西「わかりました。」
宇「ではまず…」
最初に受けた印象は明るくて、元気があって、仕事ができて。
まさに、バリバリのキャリアウーマンって感じだった。
取材中に時折見せる笑顔にいつの間にか心を惹かれていった。
一目惚れ、だったのかもしれない。
だけど、少しずつ関わっていくにつれてどこか気になり始めた。
彼女が浮かべる笑顔は偽りなんじゃないかって。
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