第一話 入学式

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学習能力も高く、超能力ももつもの達がこの第一高校に集まってくる。 中学校は普通の学校にかよっていたので、僕のような超能力を持っている人にあまりあったことがない。 なので、かなり楽しみである。 そう思ってにこにこしていたのか、となりの少女に話しかけられた。 「あら、あなた楽しそうね。」 「え?そう?顔に出したつもりはなかったんだけど」 「バレバレよ!」 その少女は、続けてそう言った。 「この学校に入って、楽しそうにしているなんて、あなたなかなかやるわね。」少女は畳み掛けるようにそう言った。 「え、そう?」 とぼけたつもりはなかったが、彼女の勢いに押されて、そう応えてしまった。 「そうよ、この学校のことは当然知っているんでしょ」 「まあ、なんとなくは。」 彼女がたずねて来たので、そのまま答えた。 「なんとなくは、じゃないわよ!!ここの学校に入った瞬間からバトルは始まっているのよ!!」 「バトルかぁ」 彼女は、テンションを上げて詰め寄ってきた。 「そうよ、超能力バトル。あなたも持っているんでしょ、超能力」 「一応、持っているよ。ということは君も持っているんだね。感情を読み取る能力?」 いままでの行動から彼女の能力を推理して聞いてみた。 「え??なんで分かったの?」     
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