その13{森の洋館}

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その13{森の洋館}

ワタシ達は洋館について中を ひとどおり見て回る 殺人現場は綺麗だった そうしてここに決めた ワタシ達! 貯金を叩いて買った洋館 ワタシは思わずシンに飛び付いて 唇を重ねていた 伊佐シン (死人) 「ん…!」 如月ヴィオラ 「んん…っ//」 舌を絡めてしまった… 伊佐シン (死人) 「はむ…っ」 彼の唇が離れた… 伊佐シン (死人) 「ど、どうしてこんなことを! これじゃあ…君まで…!」 ワタシは感染してしまったみたい… 咳が止まらなくて両膝立ちになる 最終的には吐血をしてしまって… 伊佐シン (死人) 「ヴィオラ…!」 彼に抱き上げられた… 如月ヴィオラ 「これで…いいの… ゾンビでもいい…貴方の子が欲しいから…っ」 ワタシの呼吸が止まり、鼓動が 止まってワタシは意識を手放した……… 伊佐シン (死人) 「ヴィオラ…!!」 ………… 如月ヴィオラ (死人) 「これからも…一緒だよ…永遠に…」 ワタシはゆっくり目を開いた 彼の顔を見上げて微笑する 伊佐シン (死人) 「ヴィオラ…ああ、子供…沢山作ろうな」 ワタシは頷いた… 如月ヴィオラ (死人) 「はぁ…オナカスイタ…」 美味しい肉がタベタイナァ… ー完ー {死人夫婦}
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