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惑星
宇宙に出てしばらくすると、緑の惑星を見つけてガダムン機は着陸した。
「水も食料もある。大丈夫、ここで暮らそう」
アツヤの提案に佐野はコクンと頷き、
「機体の中に非常用の寝袋や食料があるわ」
ガダムンを指差した。
「よし、ガンダ・・あ、じゃなかった。ガダムンに戻ろう」
機体のコックピットに入ると、非常用のプログラムが作動し、液晶画面に選択肢が現れた。
『どうされましたか?
1.燃料切れ
2.故障
3.うんち
4.非常用モード終了』
3の選択肢が気になったが4の非常用モード終了を押した。
『ビーー。3のうんちですね。』
「いや、4押したでしょ。違うから!」
すると、警報音が鳴った。
『ビー、ビー!敵機が近づいています。戦闘態勢に入って下さい』
「え、4のうんちはどうなったの?」
と、言っている間に敵機が襲来してきた。
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