第1章 無自覚さん

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「んっ…」 朝からうるさい目覚ましを止め起きる 「はぁ、ほんとに毎日毎日猫被り疲れる」 俺の名前は佳月 雪羽(かつき ゆう)ここ佳峰学園の1年生 「まぁ頑張るか…」 こんなこと言いながらも眠い 顔を洗い制服に着替える。 Pururururu 着替えていると携帯が鳴った。 携帯を開き誰かと思って見ると今にも切りたくなった。 ブツ 思いっきり切る。 Pururururu また切る。 Pururururu またかかってくる。 「しつこっ…。」 pi 「はい、もしも『もしもし?電話切るなんて酷くない雪羽?それよりさぁ』 「ねぇ、『ん?なんだい』なんなの?朝から人の話を最後まで聞いてないし。ねぇ、それにうるさいよ」 『ご、ごめん雪羽。でもね今日理事長室に来て?』 「はぁ?何言ってんの?朝?」 『うん』 「授業あるんだけど」 『そんなの雪羽頭良いから平気でしょ。』 「分かったよ」 『おっけー来てねじゃ』 そんな事を言い残して電話は切れた。 あー、相手のことは直接あった時に教えるわ。 とにかく今は理事長室に行かなきゃ
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