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「それでも好きになったのはお互い様だろ」
ヒョンは煙草の煙を口から出し俺の瞳をじっと見つめる。その目が本気のように見えて急に恥ずかしくなる
「いつからヒョンは俺のことが好きなんだよ」
「GD&TOPで活動してから?だから5年以上も前だな」
その答えにビックリした。だってそんな前から俺のことをそんな目で見ていたなんて
今までずっと一緒にいて全く気づかなかった
勘は鋭いほうなんだけどな。
「ジヨナこそいつから好きなんだよ、」
真っ直ぐな瞳でそう言うから恥ずかしくなって上手く言葉が出なかった
それを気にして話題を変えたのは、ヒョンのいい所だろうか。
「そういえば、 来月から練習生がくるって聞いた?」
「その話はなんどか…。俺たちと踊るんだろ?」
ヒョンは軽く頷くとタバコを灰皿に押し付け消す。
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