-第3章ー始まりー

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「…やれやれまた貴方ですか。今からでもねがい星を集め委員長に気に入られたい…そういう事ですか。」 「んな訳あるか。私はただある目的のためにバッジを集めてるだけよ。ねがい星とか正直何?状態だけど」 コイツの委員長への執着は異常に感じる。何が此処まで引き付けるのか。カリスマ性か?それとも… 「…とにかく邪魔はさせません!」 バトルが始まった。 コイツ前より強くなってるな。性格はアレだが実力は本物だ。 なんとか勝てた。流石にジムバトル後の連チャンはキツイ。 「…何故…どうして…ぼくが邪魔されるのです?委員長に選ばれいずれはチャンピオンに勝つ…いわばガラルを背負って立つエリートのぼくが!」 「…(面倒な奴だわー)」 プライドの高い奴は本当に面倒だ。何故私の周りにはこう多いのか。 どう返すか考えてると… 「ビート選手!」 ソニアではない女性の声がした。オリーヴだ。後ろにローズもいる。 「委員長のダイオウドウをお借りしたいって何事と思えば…まさか遺跡を壊すだなんて!」 「1000年先の未来に比べ遺跡がなんだというのですか!?そのように甘い香りよりも甘い考えで委員長をサポート出来るんですか?何故秘書をしてるんです?」 おいおい…空気最悪だわ。誰でもいいから助け「ビート君」 最悪の空気の中ローズが口を開いた。口調は穏やかだがコルサにはそれがやけに不気味だった。
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