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「…やれやれまた貴方ですか。今からでもねがい星を集め委員長に気に入られたい…そういう事ですか。」
「んな訳あるか。私はただある目的のためにバッジを集めてるだけよ。ねがい星とか正直何?状態だけど」
コイツの委員長への執着は異常に感じる。何が此処まで引き付けるのか。カリスマ性か?それとも…
「…とにかく邪魔はさせません!」
バトルが始まった。
コイツ前より強くなってるな。性格はアレだが実力は本物だ。
なんとか勝てた。流石にジムバトル後の連チャンはキツイ。
「…何故…どうして…ぼくが邪魔されるのです?委員長に選ばれいずれはチャンピオンに勝つ…いわばガラルを背負って立つエリートのぼくが!」
「…(面倒な奴だわー)」
プライドの高い奴は本当に面倒だ。何故私の周りにはこう多いのか。
どう返すか考えてると…
「ビート選手!」
ソニアではない女性の声がした。オリーヴだ。後ろにローズもいる。
「委員長のダイオウドウをお借りしたいって何事と思えば…まさか遺跡を壊すだなんて!」
「1000年先の未来に比べ遺跡がなんだというのですか!?そのように甘い香りよりも甘い考えで委員長をサポート出来るんですか?何故秘書をしてるんです?」
おいおい…空気最悪だわ。誰でもいいから助け「ビート君」
最悪の空気の中ローズが口を開いた。口調は穏やかだがコルサにはそれがやけに不気味だった。
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