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運命の数
薄暗く霧がかかったある朝方、男は走っていた今にも倒れそうになりながも必死に走っていた。後ろからは政府軍の軍服を着た兵士たちが後をつけてきている
? (くっくそっ・・・ここまでなのか・・・)
男はそう思いながらも必死に走っていた
細い路地に入りなおも走り続けた軍人達の足音は遠ざかって行く・・・安心したのか男はすぐに座り込んでしまう
?(もっもう歩く事すらままならない・・・ここで身を隠すしかないのか?後少しだと言うのに)
「あのーもしも~し?大丈夫ですか?」
気を抜きすぎていたせいか彼はその青年の接近に気付かなかった
?「きっ君は、だ・・・誰だ!?」
レオ・アルバート「僕?僕はレオ・アルバートみんなからはレオって呼ばれてるよよろしく」
?「そっそうかレオ君、君は政府の人間か?」
レオ「政府?いや違うよ、僕はこのすぐ近くの家に住んでるんだ、それで外が騒がしかったから見に来たんですていうかあなたこそ誰ですか?」
バース「私はバース、バース・テーロだ科学者をしている。」
レオ「さっきすごく息が荒れていましたけど一体何が?」
バース「あっああ・・・実は」
兵士A「こっちはいないぞー」
兵士B「あっちを探せー」
バース(まずい・・・ここも時間の問題か)
バースは立ち上がるとフラフラと少し歩いたがすぐに倒れてしまう
レオ「え!?大丈夫?ちょ?!え?!しっかりしてください大丈夫ですか!?」
バースは朦朧とする意識の中レオの声だけが聞こえていた・・・
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