六話 元の襲来と鎌倉幕府の滅亡

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そして1281年、前回の襲来から7年後、元が再び攻めてきた。 幕府軍は、前回の反省を活かし、海に漕ぎ出し戦った。 また、石塁のおかけで元の兵士も沖で戦うことはできても、その石塁を乗り越えて戦うことはかなりの苦戦を強いられた。 しかし一方で元の兵士も、例の爆弾による攻撃で攻め込む。 そんな中、 「なんか雲行き怪しくね?」 「明日は雨かもな。みな、今日はお疲れ!明日も頑張るで」 翌日、台風が北九州を襲った。 元の船は暴風雨にのまれ、ほとんどが沈んでしまった。 逃げ惑う元の兵士。 海に投げ出され必死にもがく。 「だから襲来の時期ずらせってゆーたんや!何で前回暴風雨が来たときとほぼ同じタイミングで今回も攻め込むねん馬鹿なの!?」 そして台風が去ったあと、生き残りの元の兵士に追い討ちをかけるように、幕府軍は海に攻め込んだ。 色んなことを叫びながら。 「戦闘機使ってブッ飛ぶよりも裸のまま突っ込め!」 「退屈よりも ah 褒美がほしいからー!」 「台風Yea!素直にGood!」 「だからちょいと爆弾はBoo!」 「それでも時代を極める そうさボクらはSuper御家人!」 「体中に風を集めて巻き起こせKA・MI・KA・ZE!KA・MI・KA・ZE for 御恩~」 幕府軍の活躍と嵐が、元の軍隊を退けたのだった。 この戦いを弘安(こうあん)の役という。 1281年の出来事である。
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