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二人で見上げた空はキラキラした星がたくさんで いつか書いた詩を彷彿させる。 繋いだ手が温かくて 飲み込まれてしまいそうな暗い闇が怖くない。 ――詩人だな、私は。 「部屋に戻ろうか」 彼は私の手を引いて戻る。 最後に、と見上げた空で目に入った星は 一番明るくきらめている星で ウインクをするように私に瞬いて見せた。
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