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プロローグ【序章】
ふたりが繋ぐ手を
そよ風が 優しく撫でてゆく
雨上り 照る陽射し
繋いだ貴方の手が少し 汗ばんでる
キュッと握ると 優しく握り返してくれる
その優しさに 思わず笑顔がこぼれる
去年は たくさん泣いたょね
その涙を 拭うことも出来ず
ただ ただ 貴方のクチから
こぼれる言葉を 黙って聞いていた…
貴方の髪を撫でて
優しく抱きしめたかった
それが出来ない距離が哀しかった
今は ふたりを そよ風が包む
見つめあい 寄り添い 抱きしめる
この時間が 愛おしい…
いつまでも いつまでも 側にいたい。
このそよ風のように 優しく
貴方の側に…
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