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「……ぅっ、痛……、ぁ」
声、枯れてるよ、あたし。
しかも体中が痛い。
別に暴力を奮われて痛い、のではなく完全にこれって筋肉痛じゃん。
昨日、何回シたのか全然記憶がない。
いつベットに連れてこられたのかも記憶がない。
ただただ、気持ちよかった。
花火の感動なんて、すっかり頭から抜けちゃうほど気持ちよかった。
「ひゃあ!」
そんな余韻に浸ってると後ろからの回された手があたしの乳首を捉えるから、色気のない声を出してしまった。
「……真由?」
後ろをそっと振り返れば、勿論アキさんだ。
しかも眠ってるなんてちょっと珍しい。
いつもはあたしより早起きなのに。
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