先生・・

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「金属のボールを2個を持ち上げ手から離すと、反対側のボール2個がはじかれる、これがエネルギー保存の法則基づいた・・」 「先生の授業おもしろいな・・あんな先生になりたいなぁ」  私の名前は、北島南(きたじまみなみ)高校3年生の女の子。  今は物理の授業中。先生の名前は、中條優美(なかじょうゆみ)先生。クラスの担任でもある。  先生は背は小さいけどスタイルがよくて、性格も良く、みんなのあこがれ的存在。  私は、人見知りが激しく友達は2人しかいない。 「・・・じまさん、き・た・じ・ま・さん!」 「はい!」 「どうしたのボーットとして、顔赤いけど具合わるい?」 「いい~~いぃ!」  プッチン  前髪をあげられ、優美先生がおでこをくっつけてきた。  私は、思わず悲鳴を上げてしまった。 「「「おお~~」」」「「「キャァ~~」」」  回りから歓声や悲鳴が聞こえた。 「熱いわ、少し熱有りそうね。保健室いってらっしゃい」 「・・はぃ」  何処をどうやって歩いてきたのか、どうやって保健室のベットに上ったのかが、全く覚えてなかった。  気が付くと、保健の保坂先生がのぞき込んでいた。
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