第18章

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翔さん意地悪だったけど、本当に優しかった。 私がちょっとでも目を閉じると、名前を呼んで目を合わせてくれたり、もう本当私の事想ってくれてるのが分かった。 2人共スーツに着替えて仕事モード。 か、格好いい!! 今まで全く何とも思わなかったのに、男性が手首のボタンを留めてる仕草、ネクタイを締めてる所とか目が離せないじゃない!! 「ん?どうしたの?」 「ゴホンっ、あ、いえ、新咲社長、ネクタイが。」 「あ、え?ああ、有り難う。」 照れ隠しにネクタイを直してあげよう。 って2人共朝から真っ赤な顔してバカップル丸出し。 「ああ~もうマジで幸せ。有り難う。」 「私の方こそ有り難うございます。こんな私の事大切にして下さって。」 ギュッと抱きしめられ、 「わわわ!スーツに化粧が!シワも!」 「ね、今日は休もうか。一日中ベッドで過ごしたい。」 チュチュっとキス攻撃を仕掛けてくるが、私も一応秘書だ。 「休めるわけないじゃないですか。社長行きますよ!」 「はははっ!はいはい。」 終わり
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