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錬 豹 素早い動きで 龍 法眼の攻撃をかわしているが 全身に邪気を纏った化け物の前に 錬 豹の「気銃 連弾」も全て弾かれて はたまた 直接攻撃をも 邪気の強さで 弾かれてしまうのに 圧倒されていると
龍 法眼が 邪気の弾丸を射とうとした その一瞬を捉えて
炎 武 一気に 相手へ 接近しては
「破幻包囲球改ぃ~」と 拳を叩き込みました
プシュー
一気に 包囲球が膨れ上がり 球体に 敵が包まれて行くのを目の前に
錬 豹 「武ぅ お前 包囲球をさらに速く発動させる技を身に付けてたのかぁ よし これで 勝負あったな」と 炎 武に近寄ってきたところへ
なんと~ 物凄い爆発が
どかん~!?
そして
包囲球に捉えられたはずの 龍 法眼の姿が 彼が 再び邪気の弾丸をぶっぱなして来ました
「馬鹿なぁ 何故 包囲球が破られたぁ?」炎 武。呆然と立ち尽くし。
敵の邪気弾を自身の気弾で弾いては 錬 豹が 炎 武を庇っては
気の障壁を作り 龍 法眼の邪気弾を防ぎます
「はははは よほど その技に自信があったと見えるのぉ まあ大した技ではあるが 欠点があってのぉ そこを突いたまでじゃよ はははは」
「なんだとぉ 欠点だってぇ?」二人が 同時に訊かば
「わからぬか なら 今一度 撃って来るがよいわ」と挑発して来る 龍 法眼に
錬 豹が 「炎 武 お前は 気を再び貯えておけ 俺が 撃ってみる 小さいやつをな」と炎 武を制して「破幻包囲球 喰らえぇ~」と小型の包囲球を放ちました
それを見た 龍 法眼
「その技は 邪気や怪しの気を捉えて 包囲して浄化する なかなかの技じゃがの ほれ これよ」と なんと
足元に転がっていた 忌道衆の死人軍の倒れている一体を蹴り飛ばして その包囲球へとぶつけました
ああ
なんたることかぁ
錬 豹の放った 包囲球が その死体を 包囲しては その体に残っていた邪気を浄化はじめてしまいました
「そうよ 包囲球 邪気を持つ如何なる物をも浄化するべく 包み込んでしまう 故に わしに届く前に ほれ こうやって別の邪気の塊をぶつけてしまえば 々にでもなる訳じゃよ がははは さて 次はどうする 小僧どもよ」
ああ 完全なる技と思われた 破幻包囲球が まさか 破られてしまうとは~
どうする 炎 武に 錬 豹よ
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