第2章 私を朝まで抱いていて

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今、私は自分がバカだなって思ってる。 こんな恥ずかしいことをして、晴馬がどんな反応をするのかわからなくなってきた。 緊張のせいもあるけど・・・ ドキドキが煩すぎて目の前が揺れていた。 思い付いたときはすごく良いアイデアだって思ったけど・・・ 冷めた目で見詰められたら・・・どうしよう・・・ 優しい晴馬だから、きっと優しくフォローしてくれる・・・とは思うけど・・・ 「夏鈴、だいじょうぶ?」 テントの向こうから声がかかった。 私は慌てて返事をしたら、声がひっくり返ってしまって焦ってしまった。
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