〔十四〕第三八千代病院

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 わたしはそれを奪う原因になった、 みんな否定してくれるけど、 事実は変わらない。  だから、 もう二度と繰り返さない。  大切な人たちを護ってみせる。  強くなってを護ってみせる。  由衣の事は絶対に忘れない。  だからお願い、 わたしを見守っていて。  朱理はペダルをこぐ脚に力を込めた。    ―終―
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