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プロローグ
カーテンの隙間から日が差し込む、明るいベッドルーム。
そのベッドの上で、うつ伏せに膝を立たせ腰を高く上げた姿勢の結城リュウと、その背中に覆い被さるように神栖亮佑が腰を激しく揺らしていた。
「あっ、あっ……んっ……あ、あ……っ」
後ろから突かれる刺激に足の力が抜け、リュウは半身を支えていた膝をガクガクと震えさせた。
「リュウ……最後……に行くよ?」
リュウの様子に、絶頂の時期を悟った亮佑は腰を打ち付けるスピードを一気に上げた。
「あぁっ! やっ……あっ、あぁっ」
ただ律動を速めただけでなく、下から上に突き上げる勢いも増し、リュウが全身を奮わせる絶妙なポイントを、亮佑は刺激した。
「あ、あ、……あっあぁー……っ!」
そしてリュウは、今日何度目かの絶頂を迎えた。
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