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中田康介。高校1年生。
性格は非常に内向的で、人付き合いが苦手。
人と目を合わせるのが嫌で、前髪で目を覆っていて、口元はマスク。
彼の顔は、親くらいしか知らないだろう……
そんな彼が一念発起してアルバイトを始めた。
高校生初バイトの定番とも言える「コンビニ」で……
そのバイト先でも彼は存在が薄く、声が小さいことを理由に、
お客さんに怒鳴られ、他の従業員には『中田』と覚えてもらえず、
『田中』と呼ばれ、挙句に入り口の自動ドアすら反応しない。
いつも誰かに助けてもらって店内へ入っている始末。
少しでも自分を変えたくて始めたバイトもストレスが溜まるばかりだった。
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