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番外編【 涼サイド】
※ 涼サイドのお話は、本編の流れに沿ったお話となっております。
ずっと…忘れられない人がいた。
彼女は、1つだけ年上で
大学もサークルも同じだった人。
あの夜、お酒に酷く酔った彼女を介抱し、同じ布団で眠った仲なのに
彼女は俺のことなど一切覚えてはいなかった……
綺麗さっぱり忘れていたというよりも
はじめから彼女の記憶の片隅にも残っていなかったのだろう。
それともあんな過去は彼女に取って忘れてしまいたい過去なのかもしれない。
それでも俺は覚えていたかった…ずっと
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