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プロローグ
わたしの名前は豊川恵津子(とよかわえつこ)。
突然、日常が崩れて、友達と思っていたのが友達でなく、先生と思っていたのが先生でなかったらモノスゲー怖いと思わない?
今、歴史研究部の部室で、体験している状況がそうだった。
部員全員が血まみれでニタニタしてるんだから、かなりホラーな状況ですよ。
「新しい体がコレだから」
顧問の先生が窓のカーテンを開けると、赤い空間にヘソの緒をつけた胎児が浮かんでた。
もうわけわかんねえ!
これから話す体験談は、なんでわたしがこんな目に遭わなきゃならなくなったか、その理不尽な運命と、青春の汗と涙のなんじゃらほいを解明する壮大なのか、なんなのか、七転八倒のカオスな物語なんだよね。
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