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後書き
此処まで読んで下さり、有り難うございます。
今回も女詩会、参加させて頂きました。
テーマは『月』、最初は切なくて可愛い恋の詩でも書こうかなと思ったのですが。
何気無くテレビのニュースを見て、なんとなく……なんとなく、今彼等の声を再び詩にするべきなんじゃないかと。
そんな風に思いまして。
前作、『ZERO』の続きとなりました。
いつも通りの感じですが、これまでになく時間がかかりました。
これは詩で、ファンタジーです。
だけど、彼等の詩から何か……何か感じてもらえたら嬉しいなと思います。
兵器として造ったZEROを救世主とする人間の身勝手さとか、それは彼女LUNAにもあてはまるかもしれなくて。
救世主、女神だって頼る事が、彼等を苦しめるかもしれないけれど。
世界には生きたいって願いが、大切なものを想う心が溢れてる。
世界が世界なだけに、簡単には終われなくなりました。
またいつか、詩や小説で彼等を書けたらいいなと思います。
私的には、前作での「聞いてZERO」という彼女の叫びに対しての「LUNAの声がまた響くよ」と返せた事が嬉しかったななんて。
この叫びから、一気に筆が進んだのですよ。
そして一つお知らせを。
以前女詩会でも『恋』や『雨』のテーマの元で書かせて頂いた悠久と刹那を巡る二人の小説を始めました。
女詩会に合わせて公開しようと前から思っていたのですが、今回それが秋になった事に、勝手に運命的なものを感じていたりします。
2013年秋のイベントで生まれた二人ですからね。
まだ下書きも終わっていない為にゆっくりとではありますが、小説『紅残夢』での二人も見守って頂けたら幸いです。
長くなりました。
最後になりましたが、今回も声をかけて下さった美月さん、本当に有り難うございます。
読んで下さり、有り難うございました。
言い尽くせぬ感謝を込めて。
蓮水詩織
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