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「どうだった達裄……?」
「おいしかったよ揚羽」
達裄の方から強く抱擁をされる。
私は彼に流されていく。
やばい顔を中心に全体に体温が上がっていく。
多分顔も恥ずかしいくらいにやけてる。
でも、伝わる彼の体温も私と同じ。
彼も恥ずかしくなると絶対顔を見せないプライドの高さと素直になれない気持ちで隠そうとする人なのだ。
だからお互い、顔は見れない。
さっき触れ合った唇で私達は語り合う。
これからの事。
まだまだ障害は全部取り除いてはいないけれど、これから治したり妥協したりと私が達裄に、達裄が私に近付いていく事を願いながら……。
「お前が好きで良かった!お前を選んで良かった!お前は完璧な女だよ!」
「うん。ありがとう達裄……」
――大好きだよ。
ハーレム後日談!-FIN-
HAPPY END!
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