帝王の哀傷

15/15
350人が本棚に入れています
本棚に追加
/39ページ
理玖は優しく彼の髪を撫でてぐっとローブの裾を開く。 雄々しく屹立したモノが桂斗の前に差し出された。 彼は躊躇なく弟のモノに舌を這わせる。生温く柔らかな舌が理玖の敏感なところを執拗に舐め上げる。 「やっぱうまいな。どっかで修業したの?それともさっきのキモい男のでも舐めた?」 「・・・ン・・・なこと・・・して・・・な・・・」 「やらしい舌・・・エロ・・・そんなにすると・・・イッちまう」 「イケよ」 「ふっ・・・そういうとこ男らしいよね」 桂斗の舌が容赦なく理玖を攻め立てる。恋人の性感帯はすべて知り尽くしているのだろう。迷いなく的確に・・・彼を追い詰めた。 「うっ・・・桂斗・・・離して・・・イクから・・・イッちまう」 「んふ・・・イケ・・・よ・・・」 「・・・でも・・・」 「いい・・・イッていい・・・」 そしてぐっと弟のモノに圧を加えた。 「あぅ・・・まっ・・・ダメだって・・・あぁ・・・」 そのまま理玖は彼の口腔内に勢いよく精を吐き出してしまう。
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!