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なかなか眠つけなかったので、ほとんど眠らないまま朝を迎えた。
七海を起こし食堂に向かう。 食堂には、ペナルティになった生徒がいないので、特に騒ぎは起きなかった。
放課後には石倉さんが帰ってくる、そして、明日の放課後には海斗も帰ってくる。 早く元通りの生活を送りたい。
教室に入ると、なぜか校長先生が1年生の教室にいた。
今までは、組織の学園と言っても授業は普通の教科が多かった。 校長先生が来たという事は、とうとう任務が始まるのかと組織の生徒は感じたと思う。
一般の生徒は、なぜ校長先生がここにいるのかわからないという顔をしている。
「諸君も高校生活に慣れた頃だと思う。 我が永田学園は日本を守るために作られた学園である。 今日から、一般の教科の授業は午後の２時間のみにして、午前中の４時間は実地や研修、任務に当てることにする」
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