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うーむ、失敗した。あれだな。女って、大概結婚したいもんだと思ってたが違うんだな。
「アホすぎる」
天使さん!
聞き覚えのある声に振り返ると、ビルの間のゴミ箱の近くにとんでもなく不細工な猫が座っていた。
「しかしお前はどこまでも最低だな。あれで幸せにできると思うんだからな。あわよくば彼氏の身体で一発やろうという魂胆も見え見え。有効活用出来なそうなのでアイテムは奪う。まず、お前の姿を認識できる人間を見つけろ。それからだ」
認識できるって……。
霊能者を見つけろと?
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