25 エピローグ

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昼休みは食欲が無く食堂に行くのを止め、机の上でひれ伏してウトウト仮眠中 怠いし眠たい そして吐き気 食欲より眠気が勝った状態 たまたま私の部屋を通りがかった蒼真が慌てて私の元に来て無理やり私を起こす 「大丈夫?」 「うーん風邪気味みたい。寝てたら治るよ」 という私の言葉を聞いたにも関わらず、強引に医務室に連れて行かれる 全然大したことがないのに・・・大袈裟すぎる そして蒼真付き添いの元、診察 風邪だと思い込んでいる私は女医の田中先生に今の状態を説明 「最後の生理はいつだった?」 先生の質問に固まる 最近、体調が悪かったから生理の事は気にしていなかった 確か生理が来たのは・・・思い返すと誕生日が来る前 蒼真と同居する前だったから、確実に予定日を1ケ月以上は過ぎている 先生にその事を告げると 「妊娠の可能性はある?」 と聞かれ、またまた固まる 可能性がありすぎ でも、一応独身なので答えるのを躊躇していると 「あります!」 私の後ろで座って診察を見ていた蒼真が私に変わって答える
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