第十一楽章+ごあいさつ

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『おや、これは意外に器用で、かわいいものが大好きなお父様がテテへ レースで靴下を編んでくれたようだよ…一日で作ったのかな…全く、また区役所の仕事してないな…』 と、取り出したのはきらきらと光る糸が編み込まれた、細い毛糸をこまかいレース編みでしあげられたひかり色の靴下。 誰に合わせながら作ったのでしょうか? それとも適当に編んだのでしょうか? これはテテにぴったりのサイズです。 『わー、あったかい!てづくりのものをもらったのは初めてよ!!うれしいな♪お手紙かえすならちゃんとお礼しないと!』 『ふふ、そうだね…じゃああとで皆で"ことづての花"を使ってお返事を吹きこもうね。 ではヴィラ、荷物はこび、手伝っておくれ。テテはこの包み紙をかたづけてくれるかね』
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