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あとがき
最後までお読み下さって本当にありがとうございました。
また先月より、更新が長く滞っておりました。諸事情により執筆に時間を割くことができず、完結間際に大変お待たせしてしまったことを、心からお詫びいたします。それでも待っていて下さった方々には、ただ、ただ感謝の気持ちでいっぱいです。
二月一日から連載を開始し、気がつけば今年も終わろうとしています。こんなに長い予定では全くありませんでしたが、いつの間にか登場人物たちが勝手に動き出し、どんどんエピソードが膨らんでしまいました。
続編でありながら、本編である『水の檻』のほぼ倍の長さになってしまい自分でも驚いております。
そして、誰もお気づきではないかと思いますが、こんなに長く書きながら、まだ一つ伏線の回収ができておりません。
いつか、機会があれば、番外編で書いてみたいと思っています。
10ヶ月にわたりだらだらと書き殴った作品の、さらにあとがきまでお付き合い下さった皆さま、どうか良いお年をお迎え下さいませ。
来る年のご多幸を心よりお祈り申し上げます。
香野三弥
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