36人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ
「旨い! きのこたっぷりのカレーうどん! 暖まるわ~~! 生姜がいいね!! これ、商品化したら売れるんじゃないか」
「バカ言え、うちはパスタ専門のソースを開発してんだ。それくらい知ってるだろ……得意先なんだから」
「……そうだったな。あっでも和風ソースって手もあるじゃないのか」
「ん……似たような商品あるし、ま、企画上げてみてもいいかもな」
「よし! 決定だ!」
「おまえはうちの社員じゃないだろう」
知幸が苦笑しビールをひと口飲んだ。新作だと言っていた鳥の唐揚げを箸で摘んだ。
「うん! これも旨いな。なに? ハーブ?」
「ああ、ローズマリーと塩、ブラックペッパー、白ワインに30分くらい漬け込んでから片栗粉付けて揚げただけだよ」
「へぇ~~鶏肉がいいからシンプルでいい。ビールに合う! 最高!」
「そっか、それはよかった」
やっぱ……知幸といるの楽だな……
最初のコメントを投稿しよう!