9 結婚式とアカチャンと

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フ、フ… フギャアアア~~ッ!! やっぱり。 火がついたように泣き出したボウズの方を見、俺達は溜め息を吐いた。 「……オムツか、…オッパイか」 「う~ん、オムツかなぁ~。 授乳はさっき済ませたし」  “やれやれ” と燈子は枕元のバッグからパ○パースとオシリフキを取り出した。 俺はベッドから立ち上がり、彼女の手からそれを奪う。 「貸せ、俺がやろう」 「え…い、いいの?」 燈子はキョトンと俺を見た。 「もちろん」 ベビーベッドから抱き上げてやると、これでもかと言うほど嫌そうにボウズは反り返った。   それを構わず片手に抱え、サニタリールームへと向かいつつ、ベッドに残った燈子を振り返った。 「君はその……アレだ。 ゆっくりスタンバイしておきなさい」 「…ハア」 「あ、全部は脱ぐなよ?楽しみが減るからな」 「うっ、…オッケーです」   やっぱ、あんまり変わんないかも。 (おわり)  
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