ふと思いついたこと

2/2
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
それでは、 紙芝居の始まり始まり~ 神様はひとりぼっち つまらなくてさ、 つまらなーい、て 泣いていた あるとき 思いついた 次生まれるときは 分離して 相手を準備すればいい 楽しくなった 相手が出来たとき 何をするか色々想像した そして 楽しいなか 死んだ そして生まれた 今度は分離して 数人になった 分離したので 前にくらべると、おのおのの 神様としての力は劣るけれど でも「楽しい」が実現した もっと楽しいを広げたくなった そうしてみんな死んでいった 生まれてきた もっと分離して そうして たくさんの神様のカケラが 宇宙に広がった すべては調和していた 素晴らしく 当たり前だ みな神様のカケラなのだから そしてもうそろそろ 数は充分かな、てところで 輪廻転生のはじまり 神様は宇宙を広げ続けるために、 カケラに 日常生活の判断をゆだねることにしたのだ 神様はカケラのひとつでありながら ただ一人 宇宙を広げ、それを見守り続けることを選んだ 孤高のカケラ神 そして残された神様のカケラ民 カケラ民 輪廻転生すればするほど 神様性から遠のいていく そうして今なのだ 日常いろいろあるけれど だけどみんな 元をたどれば 神様のカケラなんだよ みんなでピカピカになろう そうして流れる ”We Are the World” なんてね スターシードという概念に触発されて書いてみました 終
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!