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ァ「今日は見ての通りてめぇらに報告がある。...シュウ、話せるか?」
朱「ん。
2のSの生徒さん達、こんにちは、はじめまして。昨日からアルの使い魔になりました。ヴァンパイアのシュウといいます。ちょっかい掛けてくる輩は悉く潰すのであしからず。よろしくしなくていいです。」
……ん?反応無し?意外。
ァ「くくくっ…まあそういう事だ。俺からも言っておく。シュウに手ぇ出そうとしたら、生徒も地位も関係なくぶっ壊してやるからな。……わかったか?」ゴォ
「「「は、はいいぃ」」」
かっこよすぎだろ……
朱「むぎゅっ」ボフッ
後ろから抱きつかれた!?
ァ「今日の連絡ー、魔武器と使い魔召喚やっから第2訓練室に集合なー。はい解散。遅れたら……クククッ」
「「「ひいいぃ」」」バタバタバタ
怯えすぎだろw…そういや
朱「なんで今日使い魔召喚やんの?」
ァ「そりゃあな、一年生の間に力付けて、大抵の生徒が簡単にはぽっくり逝かなくなんのがこんぐれぇの時期なんだよ。」
朱「ほへー、意外と考えてんだねー。」
ァ「おう。シュウ、行くぞー。」
朱「ん。」
ァ「【転移】ー。」
シュンッ
━━━━━━━━━━━━━━
シュンッ
なんかコロッセオ感すごい。
朱「闘技場っぽい。」
ァ「おう。実際に模擬戦したりすっからなー。……ところでシュウ。お前、魔法陣書けるか?」
朱「もしかしてだけど、書いてない?」
ァ「…文句はギルマスに言え。」プイッ
朱「ふふっ、大丈夫。設定使えばいけると思うよ。」
ァ「んじゃ10個必要だから、5個書いてもらっていいか?」
朱「うん。【設定】魔法陣構築、魔法陣転写。…これでいいかな?」
検索しながら魔法陣書いてー、
朱「書いた魔法陣写してー、よし、型崩れなし!んで魔力を定着!出来たー!」
アルはどうかな?
朱「アルー、どおー?」
ァ「今3個めだなー」かりかり
朱「3個目!?早っ!」
ァ「シュウも早いだろー? 」
いやー……
朱「オレのは反則みたいなもんだしー……」
ァ「それが出来たら反則じゃねぇよ。うし、3個目完成!…めんどくせぇ。シュウ、あと2個やってくんね?」
朱「いいよー。写してー、定着!出来たよー。」
ァ「おー。あんがとよ。」
朱「ふふふー、褒めたまえ!」
ァ「これでいいかー?」ナデナデ
朱「ん!むしろこれがいい!」
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