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①ことのはじまり
「誰だ!そこに居るのは!」
僕は大声で叫んだ。
部屋には誰も居ないかに見えた。
よく目を凝らしてみると、部屋の隅に何か小さな20cmくらいの物が二つ見えた。
「あ、バレてもた。」
そのうちの一つがしゃべった。
「アンタがごちゃごちゃ話すからバレたんじゃ。」
もう一つがしゃべった。
僕は死ぬほど驚いた。
小さいオッサンが二人、部屋の隅でお茶を飲んでいるのだ。
「な、何っ?アンタら!」
僕はまともに言葉がしゃべれなかった。
「あー、何って、ワシら神様なんよ。」
はぁ?神様?
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